「釈迦に念仏」という言葉があります。意味としては「達人に対して素人が教える」みたいな意味です。そして、この意味はどちらかと言うとウザい事はするなと言う考えが強いです。
達人に説明をしてもウザいだけだからやめよう。という感じです。迷惑なのは達人側で、念仏を唱える側の悪影響については言及されていません。 これに関して「レイ・ダリオ氏」はやや異なった意見を言っています。
『人生と仕事の原則』のページ404では、「ベーブルースから野球のレッスンを受けているときに、野球を知らない人がルースに対して議論を吹っ掛けることは、全体に害がある」としています。
そう、釈迦に念仏は釈迦だけが迷惑なわけでは無く、その周りの人全員に問題があるわけです。
ただ、ダリオ氏も「ルースが最高のバッターであったとしても、その指導を全て鵜呑みにすることも間違っている」としています。
「釈迦に念仏」や「野球素人がベーブルースにバッティングの議論を吹っ掛ける」事は意識して止めてください。 そして、誰しも自然とやってしまっています。
この癖を止めるには、こちらが教わっているときは聞くに徹することだと考えます。反対に指導しているときに批判されたら、「よく知っていますね。本当に私の指導が必要なのですか?」と返してください。 これが平和で時間を有効活用できると考えます。
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